最近考えていることを、忘れないうちにブログに残しておく取り組みです!

関心も得意も人それぞれ

いきなり反省から入るのですが、今までの私はどこか「物事の考え方は全ての人で共通だ」と無意識に思い込む節がありました。


☝️ そんなわけないだろ。




例えば、ハッカソンに参加する理由は人それぞれです。


  • 「楽しいチームにしたい」
  • 「アイデアにこだわりたい」
  • 「わかりやすいデザインにしたい」
  • 「デモやプレゼンで会場を沸かせたい」

これらは、私がハッカソンにおいて大事にしていることです。当たり前ですが、他の人にとってもいちばんの動機だとは限りません。


  • 「難しい技術に挑戦したい」
  • 「がっつり設計を主導したい」
  • 「パフォーマンスチューニングしたい」

反対に、私はこういうところについて、もちろん素敵だと思いつつ、優先して意識できているわけではありません。そして、いざやろう!と思っても熱意や専門性が足りず、一人でやり切れる領域でもありません。


関心や得意は、メンバーごとに本当にバラバラです。だからこそ私は、その違いが組み合わさって補われ合うことで、より良いプロダクトが生まれると考えています。


ただしそれは、メンバーそれぞれが自分の、そしてお互いの関心領域について知っていてこそだと感じています。

共有することの大切さ

そんな土台をつくるために私が大事にしているのが、「共有すること」です。


大前提、「共有」なんて、ネガティブなこと以外なら、すればするほど素晴らしい、と個人的に思っています。


その中でも、今回は特にチームビルディングの文脈において大事なものを2つメモしておきます。


まず、目標の共有です。とりわけ、初対面の人とチームを組む機会では、私は目標として「一番楽しいチームをつくりたい」ことを宣言して、自分が理想だと思うチーム像を伝えるようにしています。


こうすることによって、チームメンバーが「チームを良くしよう」ということに意識を持ってくれて、チーム全体的にコミュニケーションを取りやすくなる実感があります。


私の場合、理想のチーム像は以下の2つです。


  • 安心して意見を出し合えるチーム
  • それぞれの目標を叶えられるチーム

実際、ランダムに組まれた初対面のチームで挑んだハッカソンでは、最初にこの目標とチーム像を伝えたことで、「賞をとる」「ちゃんと技術選定する」という部分の優先度を下げ、そのぶん「成長したい」「ハッカソンの流れを知りたい」というメンバーの目標を汲み取ってタスクを振れました。結果的に2日間という限られた時間でも、チーム全員が満足できる開発になったと思います。


そしてもう一つ大事にしておきたいのが、苦手なことの共有です。


私が伝えてること。ロジカルに話せないので、話が分かりにくい時は言ってほしい。課題感があんまないので、厳しめの意見をむしろどんどん出してほしい。AIを使わずにコードが書けないので、実装まわりは頼らせてもらうことが多いかも。
私が苦手だと伝えていること

私にとって苦手を伝えることは、「だからこんなことをあなたたちに頼みたい、助けてほしい」と伝えることでもあります。頼った相手が得意を活かしてくれると、それがその人の自信にもつながっているように見えます。


誰かからサポートを得られるかどうかで動きやすさがぜんぜん変わってくるので、苦手の共有は、相手にとっても自分にとってもいいことだなと感じています。それに、私が先に苦手を口にしておくと、チームの中で「できない」と言うハードルも下がる気がしています。

今までのハッカソン経験を振り返って

この2年間で16回のハッカソンに参加し、35人のメンバーとチームを組んできました。


振り返ってみると、今まで組んだチームでは、最後に「たのしかったなあ」と思って終われることばかりでした。いつもメンバーにすごく恵まれていたし、私自身が物事を楽観的に捉えているからかな、とぼんやり思ってはいたものの、それだけでは説明しきれない気がしていました。


チームの雰囲気も本当にさまざまで、「成長したい」を尊重したハッカソンもあれば、「勝ちに行こう」と気合を入れて挑んだハッカソン、「好きなことやろうぜ」と各々が遊ぶように取り組んだハッカソンもありました。


どの回も、そのとき集まったメンバーの個性や目標がにじみ出た空気の中で走り切れていて、最後のみんなの表情や雰囲気を見ていると、私自身も「いいチームだったなあ」と大きな満足感をもらっていました。


そうした経験を重ねてきたからこそ、楽しくやれてきた理由は「みんなの個性を大事にしてきたから」なんだと、今はそう思っています。


いろんなメンバーと関わり、それぞれの目標や得意・苦手に現場で触れ続けるうちに、いつしか「物事の考え方はみんな同じ」と思い込むこともなくなり、気づけばチームの多様性が大好きになっていました。


自分にもチームをうまく動かす力があるのかもしれない、と思えるようになったのも、チーム開発そのものを通してでした。


つまり、

  1. いろんなメンバーとチーム開発する
  2. 人それぞれの考え方を知る
  3. 自分ができることの解像度が上がる
  4. 動きやすくなり、やりがいも増える(→ 1に戻る)

こんなループが回っている感じです。


だんだんとチームの中でできることが増えていく感覚が楽しいから、私はこれからもハッカソンに参加し続けるんだろうと思います!!!


これまでチームを組んでくれたみんな、本当にありがとう!またどこかで一緒に何かをつくれたらいいなーー!と思ってます。これからもよろしくお願いします!!!